大手自動車メーカーの重慶長安汽車(重慶市)は19日、2025年までに「新エネルギー車(NEV)」の年間販売台数を120万台とする計画を示した。新車販売全体に占めるNEV比率は40%に高める。
同日開いた証券会社などとの交流会で、最新のNEV販売目標について言及した。長安汽車は1月に開催した自社イベントで、25年までに新車販売台数のうちNEVが占める割合を35%とする目標を示しており、今回は目標を上方修正した形だ。
19日の交流会では、30年までのNEV販売目標を年240万台に設定したと説明した。新車販売全体に占めるNEV比率は60%に引き上げる。
長安汽車は目標達成に向け、25年までに自主ブランドのNEVを27モデル投入する考え。うち「深藍」ブランドから6モデル、「阿維塔(アバター)」ブランドから4モデルをそれぞれ予定している。