「メルカートは予測不可能」…アタランタ指揮官、ユナイテッド注視のホイルンドを語る

[写真:Getty Images]

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(20)の去就に言及した。

昨季がアタランタ移籍1年目だったが、今年に入って存在感が増し、デンマーク代表でもゴールを量産のホイルンド。まだこれからの若きストライカーだが、去就はマンチェスター・ユナイテッドをはじめ、パリ・サンジェルマン(PSG)の関心報道で盛り上がっている。

なかでも、新シーズンこそは本格派ストライカーを擁して挑みたいユナイテッドはホイルンドにかなり熱心といわれ、イングランド代表MFメイソン・マウントに続いて、元カメルーン代表GKアンドレ・オナナも射止めた今、これから獲得の動きが活発化するとみられる。

早くもホイルンドとユナイテッドの個人間合意が飛び出しており、クラブ間交渉の行方が注目の的になるなか、ガスペリーニ監督がゲスト出演したイタリア『Sky Sport 24』で移籍の実現性に口を開いた。

「彼が残るかは正直、わからない。メルカートというのは予測不可能なもので、選手の価値などわかりかねる。1億ユーロの価値があるかもしれないが、メルカートというのは不規則だ。有力選手のなかで居場所を探すのに苦労する者がいれば、一定の移籍金になる若い選手だっている。ラスムスはストライカーとしてヨーロッパでベスト、いやベストでないにしろ、新進気鋭のタレントの1人だ」

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