「進撃の巨人ミュージアム別館」8月20日オープン サッポロ日田工場内に【大分県】

佐藤樹一郎知事(左)に報告する進撃の日田まちおこし協議会の稲葉孝政会長=21日、県庁

 【日田】進撃の日田まちおこし協議会は、人気漫画「進撃の巨人」の資料を展示するミュージアムを8月20日、日田市高瀬のサッポロビール九州日田工場内にオープンする。本館(同市大山町西大山)に次ぐ別館の位置付けになる。デジタル技術で漫画の世界観がより楽しめる造りになっている。

 別館の名称は「進撃の巨人 in HITA ミュージアムANNEX」。工場内の旧物産館を活用し、展示スペースは約300平方メートル。巨大スクリーンによるデジタル体験コンテンツや、作者の諫山創さんが新たに選んだ原画の展示などがある。年間30万~40万人の来館を目指す。

 本館は道の駅「水辺の郷おおやま」にある。訪日客を含めて年間12万人が来場する人気を見せ、交通渋滞が発生するなど手狭になっていた。別館は4倍の広さになる。

 21日に協議会の関係者が県庁を訪れ、佐藤樹一郎知事(65)に報告した。稲葉孝政会長(66)は「漫画の魅力がより楽しめるようになっている。日田市に観光客を増やしたい」と意気込みを語った。

 入場料は500円、18歳未満は無料。デジタル体験は入場料とは別に500円が必要。

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