高校生110人が農業の知識、技術競う 福井県学校農業クラブ年次大会 福井農林、坂井、若狭東高生が3部門で挑戦

プロジェクト発表で取り組みを紹介する生徒=7月21日、福井県福井市の福井農林高

 福井県学校農業クラブ連盟の第73回年次大会(福井新聞社後援)が7月21日、福井市の福井農林高であった。連盟に加盟する同校、坂井高、若狭東高の生徒約110人が農業の知識や技術を競い合った。

 日本学校農業クラブの北信越ブロック大会(8月・福井県)と全国大会(10月・熊本県)の県代表選考も兼ねて開催。プロジェクト発表、意見発表、農業鑑定競技の3部門を実施した。

 プロジェクト発表で坂井高チームは、廃棄される酒かすを活用したスイーツ開発を報告。アルコールが苦手でも食べられるよう、風味が残るバランスを研究し地域の行事で販売した。農業鑑定競技では、並べられた植物の病名を答えたり、ニワトリの画像を見て原産地を当てたりする問題を解いた。

© 株式会社福井新聞社