月山周辺をカヤックと自転車、登山で踏破するスポーツイベント「山形 月山SEA TO SUMMIT(シー・トゥー・サミット)」が23日、西川町で初めて開かれた。青空の下、参加者が自然の豊かさを感じながらゴールを目指した。
月山湖カヌースプリント競技場をスタート、月山山頂(1984メートル)をゴールに▽カヤック(5キロ)▽自転車(13キロ)▽登山(3.5キロ)-のコースで行われた。県内外から198人がエントリーし、午前6時半ごろに出発。仲間と励まし合い、心地よい風を受けながらカヤックをこぎ、自転車に乗り換えて月山ペアリフト下駅までの坂道を駆け上がった。同リフト上駅からは歩いて山頂を目指した。
尾花沢市北町1丁目、無職斉藤栄司さん(62)は「月山はよく登っている好きな山。景色を眺めながら最後まで楽しみたい」と話していた。アウトドア用品大手のモンベル(大阪市)が企画し、町などでつくる実行委員会が主催した。