鎌田大地に今度はラツィオが関心、興味を伝えていると報道…新天地はスペインかイタリアか

[写真:Getty Images]

去就が不透明な日本代表MF鎌田大地(26)だが、セリエAのクラブからさらに興味を持たれているようだ。

6シーズンを過ごしたフランクフルトを退団し、今夏のステップアップを目指していた鎌田。ミランへの移籍が確実視されていた中、移籍を主導していたテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏とスポーツ・ディレクター(SD)のリッキー・マッサーラ氏が電撃退任。ミラン行きが一気に暗礁に乗り上げた。

セリエAのEU圏外枠の問題が最も大きく、ミランはその枠を鎌田に割く気を無くしたとのこと。もはやミラン行きはないものとの見方が強まっている。

一方で、セリエA王者のナポリやローマが強い関心を持っていると報道。さらに、スペインではアトレティコ・マドリーやレアル・ソシエダ、レアル・ベティスが鎌田に狙いを定めたとされている。

鎌田の代理人がアトレティコに売り込んだという報道も出ていた中、再びイタリアから関心が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ラツィオが鎌田に関心を持っているという。

ラツィオはセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが今夏躍動しているサウジアラビアのアル・ヒラルに完全移籍。中盤の軸を失い、後継者探しに奔走している。

候補にはウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)が浮上していたが、マウリツィオ・サッリ監督の要求には合わないとのこと。ただ、リストには入っているという。

その中でリストに入っている1人が鎌田だという。ミランに始まり、ローマ、ナポリとセリエA勢が関心を強め、スペインからも複数クラブが関心を寄せている中、ラツィオも獲得に関心があることを伝えているという。

獲得レースは非常に厳しいものとなるが、中盤の複数ポジションで攻撃を司れる鎌田は貴重な存在。ヨーロッパでの経験もあり、チャンピオンズリーグ(CL)に出場するラツィオにとっては、獲得すれば貴重な戦力となることは間違いなさそうだ。

© 株式会社シーソーゲーム