「日光和楽踊り」4年ぶり開催へ 古河電工で8月4日

 【日光】清滝町の古河電工日光事業所で8月4日夜、日光の夏の風物詩「日光和楽踊り」が4年ぶりに開催される。各種イベントが催され、にぎやかな夏の夜が戻ってくる。

 日光和楽踊りは1913年、同社の前身「日光電気精銅所」に大正天皇、皇后が視察に訪れた際、従業員らが祝宴で踊ったことが始まりとされる。

 長年、夏の風物詩として地域住民などに親しまれてきたが、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた。

 当日は午後5時半~同6時15分に安良沢、清滝両小学校の児童によるおはやしと踊り、和楽踊り教室のプレイベントが催される。同7時に名物の電飾が一斉点灯されると、同9時まで事業所内にある「和楽池」のほとりで輪になって踊る。

 このほか、恒例の「和楽の里大抽選会」や和楽踊りコンテストなども行われる。

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