小さな太陽、くぐり抜け 天童・ひまわり迷路開園

背丈以上に咲きそろったヒマワリの中を巡る子どもたち=天童市原町

 天童を代表する夏の観光スポット「ひまわり迷路」が24日、天童市原町でオープンした。夏の日差しを浴びて5万本のヒマワリが黄色の大輪を咲かせ始め、迷路をくぐり抜ける子どもたちの歓声が上がった。

 国道13号に面したカワチ薬品天童店の向かい側にあり、今年で23年目を迎えた。干布地域づくり委員会メンバーと干布小6年生16人が今年5月に種をまき、50アールの畑に延長500メートルの迷路が完成した。

 開園式で同校6年工藤滉大(こうた)君(11)が「多くの皆さんに、干布自慢のひまわり迷路を楽しんでほしい」とあいさつ。同校6年生が、交流事業で訪れている東京都新宿区四谷小の6年生35人とともに歩き初めを楽しんだ。入園は自由で、今週末から8月5日ごろまでが見頃だという。

約5万本のヒマワリが咲き誇るひまわり迷路=天童市(ドローンで撮影)

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