茨城県つくば市は24日、市から軽自動車検査協会に送付すべき今年5月30日分の軽自動車税の収納データ計7739件を送付していなかったと発表した。データを入れたフォルダをオンラインで送付すべきところを、空のフォルダを送っていたことが原因という。
市納税課によると、車検を受けられなかった車検代行業者から21日に指摘があり発覚した。
市は今年1月、納付情報をオンラインで確認できるシステム「軽JNKS」を導入。同課は収納日ごとに軽自動車税の収納データを同協会に送付していたが、5月30日分は空のフォルダを送付していた。発覚後に改めてデータを送付した。市には「車検を受けられなかった」という1件の連絡が市に入っているという。
同課の担当者は「チェック体制を強化し再発防止に努める」としている。