茨城・神栖で恐竜企画展 全身骨格の複製や化石 9月3日まで

迫力あるカルノタウルスの全身骨格などが並ぶ恐竜の企画展=神栖市大野原の市歴史民俗資料館

恐竜の全身骨格の複製や化石など476点が並ぶ企画展が茨城県神栖市大野原4丁目の市歴史民俗資料館で開かれている。9月3日まで。

目玉の一つは、約7千万年前の白亜紀後期に現在の南米に生息したとされるカルノタウルスの全身骨格の複製。全長約8メートルで、短い前足や角状の突起がある頭骨が特徴という。他にジュラ紀前期の北米などに生息したディロフォサウルスの半身骨格の複製、恐竜の足跡や歯などの化石も展示されている。

祖父母と訪れた鉾田市鉾田の小学2年、内海真希さん(8)は「いろいろな形や大きさの恐竜がいることが分かった。恐竜のいる時代に行ってみたい」と話した。同館の谷田法子学芸員は「恐竜の迫力を感じてほしい」と来場を呼びかけている。入場無料。開館時間は午前9時~午後4時半。月曜休館。

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