甲子園、全力でぶつかる 日大山形高ナインら、優勝報告会

生徒や教職員に祝福を受けた日大山形の選手たち=山形市・同校

 第105回全国高校野球選手権記念山形大会で2年ぶり19度目の頂点に立った日大山形の優勝報告会が24日、山形市の同校で開かれ、集まった生徒や教職員約850人がナインの活躍を祝福した。

 優勝旗を手にした今田歩希主将を先頭に、選手たちが入場した。中園健二校長が大会を振り返り「自分に負けず、チーム一丸となった戦いだった」とたたえた。生徒代表のあいさつなどに続き、荒木準也監督は「甲子園で勝つことが目標。全力でぶつかり、見る人に勇気や元気を与えられるよう、しっかりと準備する」と全国を見据えた。

 選手を代表して今田主将が応援に感謝し「山形大会の優勝は通過点。全国制覇を目指し、県民に喜びや感動を与えられるように前進する」と決意を新たにした。

 日大山形は23日に行われた山形大会決勝で山形中央に6―4で逆転勝ちし、夏の甲子園出場を決めた。

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