上山にワーケーション施設整備 川崎の東邦エンタープライズ

ビジネス、交流での活用を想定し、整備されたワーケーション施設=上山市

 上山市の上山温泉でビジネスホテル「ステイインホテル上山」を運営する東邦エンタープライズ(川崎市、横田隆義社長)は、隣接する系列会社敷地にワーケーション施設を整備した。宿泊客のビジネス利用や住民の交流拠点としての活用を想定し、今月27日に関係者向けの利用開始イベントを行う。

 ワーケーション機会が増えることを見越し、今年1月に完成した。施設は鉄骨平屋(約160平方メートル)でフリースペースと会議室、トイレを配置。つなげると円形になるオーダーメードの机を置き、無料Wi―Fi(ワイファイ)やモニターも用意する。利用料金は検討中という。

 周辺では、バーベキューやドッグランの施設整備も予定されている。同ホテル女将の酒井美保さんは「市内外の人たちに多目的に使ってもらい、上山を楽しむ場にしたい」と話している。問い合わせは同ホテル023(615)8221。

© 株式会社山形新聞社