県内初「不同意わいせつ」容疑で逮捕者 建設作業員の男(25)アストラムラインで女性の下半身触ったか 広島

広島市で、走行中のアストラムラインの車内で女性の下半身を触ったとして、不同意わいせつの疑いで男(25)が逮捕されました。今月施行された「不同意わいせつ罪」の容疑での逮捕者は県内初です。

不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区西原の建設作業員の男(25)です。

警察によりますと、男は7月16日午前8時半ごろ、広島市安佐南区内を走行中の新交通システム・アストラムライン列車内で、座席に座っていた女性(20歳代)の隣に座り、肩などを押しつけて密着させたうえ、女性の下半身を触った疑いが持たれています。

調べに対して男は「覚えていない」と供述しているというこでとす。女性から被害届を受けた警察が、防犯カメラの映像などから男を特定したということです。2人に面識はないということで、警察がいきさつを調べています。

7月13日に施行された改正刑法で強制・準強制わいせつ罪が「不同意わいせつ罪」にかわりましたが、警察によりますと、この容疑での逮捕者は県内初だということです。

© 株式会社中国放送