山形市雇用対策協議会(佐藤公啓会長)の2023年度新規学卒就職者激励大会が26日、山形市の山形グランドホテルで開かれた。市内39社で今春から働く144人が新社会人としての責任を改めて自覚し、テーブルマナーも学んだ。
佐藤会長はあいさつで「社会人に求められるのは創造性と主体性を確立し、自分の行動に責任を持つこと。研さんと挑戦を心がけてほしい」と呼びかけた。佐藤孝弘市長は「新たに学ぶことが多く大変だろうが、分からないことは先輩に聞き、元気に楽しく仕事してほしい」と激励した。
新入社員を代表し、市村工務店の尾崎竜之介さん(23)が佐藤市長から記念品のはんこを受け取った。ヤガイの三原快斗さん(18)は「デジタル化や働き方改革が進み、若者が力を発揮できるチャンスがある。初心と感謝の気持ちを忘れず、日々努力する」とお礼の言葉を述べた。
テーブルマナー講習会は4年ぶりに開いた。新人たちは、フリーアナウンサーで研修講師も務める佐藤博子さんからいすの座り方やナイフとフォーク、ナプキンの使い方を学んだ。所作を確認しながら料理を味わい、実践して作法を身に付けた。