茂木の夏まつり 祇園祭で4年ぶり花火復活 29日に5千発

祇園祭と同日開催の花火大会の復活を知らせるポスター

 【茂木】町の夏のイベント「祇園祭ふるさともてぎ夏まつり」の呼び物の一つになっている町花火大会(町花火大会実行委員会等主催)が29日、4年ぶりに復活開催される。

 新型コロナウイルス感染が拡大していた2021年、町商工会が盆中の8月13日に規模を大幅縮小して無観客で花火を打ち上げたが、祇園祭当日に本来の形で実施するのは19年以来。地域住民と事業所の絆を回復させ、町民の一体感を醸成し商工業と観光振興を図ろうと復活を決め、協賛金や寄付金を募ってきた。

 打ち上げのための協賛数は、予定の210社を上回る企業223社、団体は予定の倍以上の53組集まるなど町民の関心が高かった。事務局の町商工会は「予想以上。久しぶりの大会を楽しみにしてくれている」と手応えを感じている。

 打ち上げ場所は城山公園で、午後7時半から40分程度、5千発を予定している。荒天の場合順延。

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