なでしこジャパンに続いて日本人審判団も試合後のロッカールームに感謝のメッセージ!FIFAも称賛「純粋に素晴らしい」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

20日に開幕を迎えたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)。なでしこジャパンは、初戦のザンビア女子代表戦で5-0と完勝を収めると26日のコスタリカ女子代表戦にも2-0で勝利。早々にノックアウトステージ進出を決めた。

【写真】日本の審判団がロッカールームに残した感謝のメッセージとハートマーク

そして、今大会には日本人審判団の3名も参加。山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審が試合を裁いている。

3名はニュージーランド女子代表vsノルウェー女子代表という今大会の開幕戦を担当。そして、27日にウェリントン・リージョナル・スタジアムで行われたアメリカ女子代表vsオランダ女子代表も担当した。

2019年フランス大会決勝の再現カードとなった一戦は、1-1の引き分けという結果に終わった中、試合後の審判団の行動も話題になっている。

FIFA(国際サッカー連盟)の公式ツイッターは、試合後のロッカールームのホワイトボードを紹介。そこには、「ARIGATO ありがとう THANK YOU!!」という感謝のメッセージが記され、2色のマグネットでハートの形がかたどられていた。

これは日本の審判団と第4審を務めた韓国のキム・ユジョン氏によるものだったようで、FIFAは「日本の審判団の山下良美主審、坊薗真琴副審、手代木直美副審、そして韓国の第4審であるキム・ユジョン氏が、試合後のウェリントン・スタジアムの更衣室に感謝のメッセージを残した。純粋に素晴らしい」と称賛している。

2022年のカタールW杯時の日本代表のように、今大会のなでしこジャパンも試合後にロッカールームを片付け、ホワイトボードに感謝のメッセージを残したことで話題になっていたが、審判団にもその精神はしっかりと受け継がれているようだ。

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