ワクチン接種前も特別休暇取れると誤信 欠勤した男性防衛事務官を減給1カ月の懲戒処分

南関東防衛局が入る横浜第二合同庁舎

 防衛省南関東防衛局は27日、20代の男性防衛事務官を減給1カ月(30分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 同局によると、男性は昨年4月18日午前8時半から同11時半までの間、特別休暇を取得できると誤信し、正当な理由なく欠勤した。男性はこの日の午後、新型コロナウイルスのワクチン接種を予定しており、接種前も特別休暇の対象になると思い込んでいた。

 男性は「真摯(しんし)に反省し、誠心誠意、勤務に努めたい」と話しているという。

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