進学フェア開幕 柏会場から 真剣に志望校選び

出展校のブースを訪れ、面談形式で相談する来場者=30日、柏市

 柏市の柏の葉カンファレンスセンターを会場にしている「首都圏進学フェア2023in千葉」(NPO法人親子進路応援センター主催、千葉日報社共催)は30日、約50校が出展して開かれた。開場とともに来場者でにぎわい1675人が訪れた。29日との2日間の合計で計4425人の受験生らが来場し、各高校の説明に真剣な表情で耳を傾けた。

 同フェアでは、来春の中学、高校入試に臨む受験生に志望校を選ぶための情報を提供。柏会場の2日目には1、2、7、8、9学区(船橋市、市川市、松戸市など)の公私立の高校を中心に出展した。各ブースでは面談形式の相談会のほか、学校案内や入試関係の資料を配布した。

 新型コロナウイルス感染防止対策のため、会場内のマスク着用と手指の消毒を求めた。

 松戸市から訪れた中学3年生の女子生徒(14)は「校風などを直接聞けて良かった。今度、学校見学会に参加したい。受験勉強を頑張る」と満足そうに話した。

 千葉会場は8月5日午前11時~午後4時、6日午前10時~午後4時に千葉市美浜区の幕張メッセ。成田会場は20日午前11時~午後4時、成田市のホテルウェルコ成田。木更津会場は27日午前11時~午後3時、木更津市民会館。いずれも入場無料。

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