子ども食堂を“熱唱”で支援 「歌う海賊団ッ!」ライブ、親子ら600人盛り上がる

ミナテラスとちぎで行われた「歌う海賊団ッ!」のスペシャルライブ=30日午後、宇都宮市インターパーク6丁目

 下野新聞社は30日、宇都宮市インターパーク6丁目のミナテラスとちぎで、子育て中の家族を応援するエンターテインメントグループ「歌う海賊団ッ!」のスペシャルライブを行った。子ども食堂の支援が目的で、親子ら計約600人が灼熱(しゃくねつ)の太陽の下で盛り上がった。

 ライブは同社が広告特集などで展開するプロジェクト「虐待ゼロへ いのちにハグを。とちぎ」の一環で、昨年に続き2回目。船長の「キャプテン☆うっちゃる」ことウチダトモヒロさんらが歌とダンスを披露したほか、水鉄砲を持って会場内を走り回った。観客はずぶぬれになりながら、大きな声を出したり体を揺らしたりして楽しんだ。

 家族4人で訪れた同市、幼稚園児市川稜桜(いちかわりお)ちゃん(4)は「歌もよかったし、水鉄砲も楽しかった。また来たい」と笑顔を見せた。

 イベントでは栃木トヨタ自動車(宇都宮市横田新町)の協力も受け、参加者に常温保存可能な食品の寄贈を呼びかけた。集まった支援品は県内の子ども食堂に寄贈する。

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