祭りの序章 3200発の大輪 青森・浅虫花火大会

浅虫の夜空に彩りを添えた打ち上げ花火=30日午後7時半ごろ、青森市浅虫

 青森ねぶた祭の開幕を景気づける「浅虫温泉花火大会」(同実行委員会主催)が30日夜、青森市の浅虫海浜公園で開かれ、3200発の大輪が夏の夜空を彩った。

 今年で73回目。辺りが暗くなった午後7時半ごろ、色とりどりの花火が次々と打ち上げられ、夜空を焦がした。会場周辺に詰めかけた浴衣姿の若者や家族連れから「すごい」「きれい」「たまやー」などと歓声が上がった。

 花火の撮影に訪れていた青森市筒井中3年の小笠原遼太さんは「シャッターを切るタイミングが難しかったけれど、(いい写真が撮れたので)良い夏休みのスタートを切ることができた」と笑顔だった。

 実行委は昨年から、大会の日程を7月の最終日曜に変更した。

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