【シンガポール】取締役の認定制度開始、24年から申請受付[経済]

シンガポール取締役協会(SID)は、取締役の認定制度を開始する。経営環境が激変する中、これに対応できる高度な能力を持つ取締役が経営を主導できるようにするのが狙いだ。協会に加盟する取締役は、2024年1月から認定を申請できる。

企業統治、リスク管理、金融やデジタル技術のスキル、人事・サステナビリティー(持続可能性)など8項目で取締役の能力を測る共通基準を設け、これに沿って認定する。

認定された取締役は「認定取締役」の称号を得る。取締役として5年以上の実務経験を持つ場合は「シニア認定取締役」として認定される。

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