Suica販売 青森県などでは継続 5月にサービス開始したばかり、JR東「より多くの人に使ってほしい」

 JR東日本など鉄道各社で利用できる交通系ICカード「Suica(スイカ)」の記名式カードは2日から販売休止されるが、JR東によると青森、岩手、秋田の北東北3県の各エリアではスイカの記名式、無記名式のいずれも引き続き購入できる。スイカの販売休止は、半導体不足で内蔵するICチップの入手が困難になっていることが要因。

 販売継続の理由について、JR東青森支店の担当者は、奥羽線・青森-弘前間の10駅など北東北3県ではスイカのサービスが5月27日に始まったばかりであることから、「より多くの人に利用してほしいため」と述べた。

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