【日光】戦後の今市地区を盛り上げ、昨年約半世紀ぶりに復活した「今市の七夕まつり」が1日、同地区で始まった。市街地の各所に短冊を下げた笹(ささ)飾りが並び、訪れた人を楽しませている。7日まで。
地元住民らによる「今市の七夕かざり実行委員会」が主催した。大沢地区の竹林の協力で、実行委員会のメンバーが大小合わせ330本の竹を切り集め、今市地区の商店などに配布。それぞれ飾り付けた笹飾りを軒先などに飾った。
期間中はスタンプラリーや笹飾りを作るワークショップなど各種のイベントも開催する。
家族4人で如来寺を訪れた宇都宮市塙田2丁目、主婦鱒渕和子(ますぶちかずこ)さん(45)は、同寺の7メートルを超す笹飾りを見上げ「こんな笹飾りはなかなか見ることができない。来て良かったです」と笑顔を見せた。