KREVAさん「ラッセーラ」前夜祭で熱唱

青森ねぶた祭前夜祭のステージで熱唱するKREVAさん。後方左はDJの熊井さん

 弘前市生まれの人気ヒップホップアーティスト・KREVA(クレバ)さんが1日、青森市の青い海公園で行われた青森ねぶた祭の前夜祭ステージに登場。青森ねぶた祭に着想を得た自作の新曲「ラッセーラ」など3曲を披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

 青森市出身の歌手・SONOMI(ソノミ)さん、DJの熊井吾郎さんと一緒にステージに立ったKREVAさんは、「青森で生まれて良かったなと思うこと、この上ない。青森と縁とゆかりしかない人たちでお届けする」とあいさつ。

 囃子(はやし)の音色とかけ声を大胆に盛り込んだ「ラッセーラ」を熱唱すると、観客たちも一緒になって「ラッセラー」と声を張り上げた。

 パフォーマンスを終えたKREVAさんは、東奥日報の取材に「こういう歌を作って、地元の3人で披露できたのはすごくうれしい」と笑顔。3日の市PTA連合会の運行にも参加する予定で、「ねぶたは20年ぶりぐらい。跳ねるだけでなく、先頭に立って歩けるのが楽しみ」と意気込んだ。

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