外来カミキリ日光で初確認 県内12市町目 県などが被害調査へ

栃木県庁

 県環境森林部は1日、桜やモモなどの樹木に寄生して枯死させる特定外来生物の昆虫「クビアカツヤカミキリ」の成虫1匹を、日光市内で初めて確認したと発表した。県内12市町目。新たな確認は7月5日の大田原市以来。

 県によると同月31日、日光市内にある宿泊施設敷地で宿泊者が地面の上にいるのを発見し、県に通報した。県と市は半径2キロ以内の被害を調査する。県自然環境課は「急拡大している。身近な樹木に被害がないか確認してほしい」としている。

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