原爆資料館の入館者が6月の過去最多を記録 G7広島サミットで首脳が訪問 外国人は前年度の22倍

5月のG7広島サミットで各国首脳が訪れた原爆資料館の入館者数が、6月としては過去最多を記録したことが分かりました。

原爆資料館によりますと、入館者数は、月別の記録が残っている2006年以降、6月としては最も多い16万9049人でした。新型コロナの影響で入館者が大幅に減少していた前の年度に比べ、2.3倍の増加となりました。

そして、6月ではこれまで最も多かった2019年の同じ月を、1万8942人上回っています。

一方、外国人の入館者数も5万2368人で、前の年度と比べて22倍の増加となりました。

原爆資料館は、「G7広島サミットの際の各国首脳の訪問で、原爆資料館が国内外に知られたことや、新型コロナの水際対策の緩和が影響したと考えられる」と話しています。

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