甲子園初戦から東北勢対決 八学光星(青森県代表)、初戦は明桜(秋田県)

対戦が決まり、ポーズをとるノースアジア大明桜の猪原空駈斗主将と八戸学院光星の中沢恒貴主将=3日、大阪市(代表撮影)

 第105回全国高校野球選手権(6日開幕、阪神甲子園球場)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールで開かれた。青森県代表の八戸学院光星(2年連続12回目)は大会第7日の12日、午前8時開始の第1試合で、秋田県代表のノースアジア大明桜(2年ぶり11回目)と対戦することが決まった。

 事前の予備抽選の結果、中澤恒貴主将は出場49校のうち40番目に抽選。落ち着いた表情でくじを引き、「八戸学院光星高校、23番Bです」と抽選結果を読み上げた。

 明桜とは6月の東北大会準決勝で対戦し、8-5で勝利している。抽選会終了後の取材に、中澤主将は「予備抽選の時に明桜の猪原主将と『東北同士は嫌だね』と話していた」と振り返り「くじを引いた瞬間『まじか…』と思ったが、東北大会の結果は意識せず、挑戦者の気持ちで目の前の試合を戦っていきたい」と力を込めた。

 対する明桜の猪原空駈斗(たかと)主将は「いつか東北大会のリベンジをしたいと思っていたので、楽しみ。チーム一丸となって挑みたい」と語った。

 開会式は6日午前9時から行われる。

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