さぁ今夜2万発 4年ぶり、準備整う 北國大花火川北大会

夜の打ち上げに向け、準備作業を進める花火師=5日午前9時、川北町の手取川河川敷

 北陸最大級の約2万発が真夏の夜空を彩る北國新聞創刊130年記念北國大花火川北大会(北國新聞社主催)は5日夜、川北町の手取川簡易グラウンドで行われる。会場付近の河川敷では朝から準備作業が行われ、4年ぶりの本番を待つばかりとなった。

 北陸火工(かほく市)の花火師26人が打ち上げ筒を固定し、電気配線を施すなどした。窪田繕議(よしのり)社長は「趣向を凝らした花火を数多く用意しており、ぜひ多くの人に楽しんでほしい」と話した。

 北國大花火川北大会は午後8時15分に始まり、第38回川北まつり(同実行委主催、北國新聞社共催)のフィナーレを飾る。4500発以上のオープニングスターマインで幕を開け、全国の花火師による北國芸術花火、2560連発の創作スターマイン「川北爛漫(らんまん)」などが繰り広げられる。

 まつりのメイン行事「音と光の祭典」は午後5時50分からで、町民よる送り火行列やかがり火踊りをはじめ、高さ約40メートルの大かがり火が点火される。

 臨時駐車場は白山市美川地区の石川県営手取公園右岸園地と川北町朝日の「水辺の楽校(がっこう)西部拠点」に設けられ、午後5時から会場まで直行バスが運行する。運営協力金は中学生以上が1人往復500円で、小学生以下は無料。

 大会の模様は金沢ケーブルが午後8時から北國新聞ニュース・プラス(地デジ9ch)で生中継する。エフエム石川も午後8時から生放送する。

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