宇都宮市内最大の祭り「第48回ふるさと宮まつり」(同開催委員会主催)が5日、市中心部で4年ぶりに始まった。大通りにはみこし渡御の威勢よいかけ声が響き、県都の夏に祭りの熱気が戻った。6日まで。
メイン会場の大通りは夕方から交通規制された。パレードや和太鼓演奏が行われ、お祭りムードに包まれた。その後、計42基のみこしが順次繰り出し、会場の熱気は最高潮に達した。
初日は30万人(主催者発表)が来場。2017年の28万人、19年の23万人を上回り近年では最多となった。家族4人で訪れた同市岩曽町、会社員森健支(もりたけし)さん(44)は「4年前も来た。子どもたちが楽しそうな姿が見られて良かった」と話した。
6日はみこし渡御のほか、市内の園児約1100人が参加する「宮っ子パレード」などが行われる。