「被爆電車」で平和を考える 広島の小学生が参加

6日の「原爆の日」、「被爆電車」に乗って子どもたちに平和の尊さを考えてもらう催しが行われました。

当時の色に再現された「被爆電車」653号に乗車したのは広島市中区にある袋町小学校の児童です。

復興した広島を走りながら、戦争と平和を考えてもらおうと車内では被爆直後の様子などが映像で紹介されました。

児童は焼け野原だった広島と現在の街を見比べながら平和の大切さを実感した様子でした。

参加した児童
女児)「人の力は、笑顔にするために使うことがあらためてわかった」
男児)「こんなに復興して俺たちが今生きているので感謝している」
女児)「戦争についてよく学び、本当の歴史を知りながらいろんな人たちに伝えていきたい」

毎年夏に実施されるこのプロジェクトは広島電鉄とRCCが被爆70年の2015年から取り組んでいます。

広島電鉄は「来年も実施したい」としています。

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