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【栃木】先祖の供養や平和を願う「鎮魂線香花火と世界平和祈願灯ろう流し」が6日夜、市中心部を流れる巴波(うずま)川で行われ、周辺は幻想的な雰囲気に包まれた。
子どもたちの夏の思い出づくりや家族との絆を強めてもらおうと栃木商工会議所が主催した。舟運の安全祈願と煩悩を水に流す恒例の神事「百八灯(ひゃくはっとう)流し」と同時に行った。
日没後、約200人の小学生らが巴波川両岸に並び、一斉に線香花火に点火。飛び散った火花が揺らめく川面に反射し、一帯を優しく照らした。その後、子どもたちは約200個の灯ろうを川に流し、訪れた人は盛んに写真を撮るなどして楽しんでいた。
家族で訪れた大宮北小3年、日向野優汰(ひがのゆうた)君(8)は「灯ろうが流れるのがきれいだった。花火は楽しかった」と話した。
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