台風の影響で波が高まっている中、三重県尾鷲市の漁港では、お盆を前に新鮮なマグロが水揚げされ、大勢の仲買人で賑わいました。
8日午前5時半ごろ、日本の南東に位置する南鳥島から約600キロの海域で操業を終えた、地元のマグロはえ縄船が尾鷲漁港に入港し、ビンチョウマグロやメバチマグロなど約600本が水揚げされました。
新鮮なマグロがズラリと並ぶ魚市場では、お盆休みの食材にと大勢の仲買人で賑わい、競りが始まるとお目当てのマグロを次々と競り落としていきました。
(第十一良栄丸 梶原康平船長)
「帰ってくるにつれて、うねりと風が強かったかなという印象がある。比較的まとまった量を持って帰ってこれたかなと思う」
競り落とされたマグロは地元のスーパーなどの他、東海地方や関西方面に向け出荷されるということです。