アルバレスのウェストハム加入が合意。メディカルチェックを経て正式発表へ

写真:プレミアリーグ初挑戦が決定間近のアルバレス ©Getty Images

メキシコ代表MFエドソン・アルバレスのウェストハム加入が合意に達したと、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

移籍金は3500万ポンド(約64億円)で、メディカルチェックに問題がなければ水曜日にも正式に発表される見込みだ。

エドソン・アルバレスは1997年生まれの25歳で、リーガMXのクラブ・アメリカの下部組織出身。同クラブでプロデビューを飾ると2シーズン半で公式戦113試合に出場し、2019年7月にオランダの名門アヤックスへとステップアップを果たした。

そのアヤックスでは、移籍初年度こそポジション争いに苦しんだものの、2シーズン目からは徐々に出場機会を増やしていった。アヤックスでの3年目を迎えた2021-22シーズンにはチームの主力を務め、プレミアリーグのチームから関心が寄せられるほどのプレーヤーに成長した。

2017年にデビューした代表チームにおいても徐々に存在感を見せ始め、2022年カタール・ワールドカップではアルゼンチン戦を除く2試合に先発出場を果たした。チームはグループステージ敗退に終わったものの、この経験もあってか2023年夏に行われた北中米国のナンバーワンを決めるCONCACAFゴールドカップでは主力として全試合出場を果たし、チームの優勝に貢献した。

ウェストハムでは、今夏にアーセナルへと移籍をしたMFデクラン・ライスの後釜として、守備的MFでの起用が想定されている。ヨーロッパリーグの出場権を獲得しているウェストハムにとって、チャンピオンズリーグ出場経験のあるアルバレスは貴重な戦力になるはずだ。

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