ポンポコ村で昆虫展 カブトやクワガタ、触れて楽しんで

細長い角が特徴的な「ヘラクレスオオカブト」=唐津市浜玉町のポンポコ村ベゴニアガーデン

 唐津市浜玉町の観光植物園「ポンポコ村ベゴニアガーデン」で、クワガタやカブトムシの展示会が開かれている。七色に輝くクワガタなど24種に、手で触れて楽しむことができる。9月10日まで。

 夏休み期間に合わせて、多様な昆虫と触れ合ってもらおうと20年ほど続けている。新型コロナの影響で規模を縮小していたが、今年から通常開催にした。

 細長い角が特徴的な「ヘラクレスオオカブト」、黄緑色や茶色の光沢が美しい「ニジイロクワガタ」、フィリピン産で強暴とされる「パラワンオオヒラタクワガタ」などを展示。カブトムシの幼虫やさなぎも見ることもできる。同園を営む近藤吉豊さん(61)は「実際に触れて楽しめる機会は少ないと思う。子どもたちに喜んでもらえれば」と話す。

 敷地内では昆虫採集の体験(要予約、入園料と虫の持ち帰り込みで1人1760円)もできる。入園料は一般550円、中学生以下330円、幼児は保護者同伴で無料。問い合わせは、電話0955(56)8580まで。(横田千晶)

© 株式会社佐賀新聞社