ダブル台風の影響 3連休の静岡は37℃の猛暑日も 台風7号接近でJR東海は計画運休の可能性

8月10日も静岡県内各地で気温が上昇し、熱い1日となりました。11日からの3連休は連日35℃を超える猛暑日が予想されていて、さらに厳しい暑さに見舞われそうです。実はこの暑さ、ダブル台風がもたらしています。

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静岡市駿河区用宗にある店では、季節限定で富士山の天然水を使ったかき氷を販売しています。

<山梨県からの客>
Q.これだけ暑いとかき氷食べたくなりますか?
「はい。美味しいです」
「台風が来週来ると言っていたので、早めに休みを取って来ました」

<山本太朗記者>
「静岡市の広野海岸公園に来ています。日射しは強いですが、時折、風が吹いていて、海を見ると濁っていて、白波もたっています」

10日の最高気温は、浜松市天竜区佐久間で33.8℃、静岡市駿河区で33.6℃など各地で上昇。涼しさを求め水遊びをする親子連れが多くみられました。

<親子>
「水が冷たくて…涼しげ。休みはあるが、天気次第になるので、出られる日に出るしかない」

この暑さをもたらしたのは、日本の近くにあるダブル台風です。

<田中健太郎気象予報士>
「きょうの暑さの原因はダブル台風です。台風からの風が日本付近で下降気流を強めたため、太平洋高気圧の勢力が強まりました。このためきょうは晴れて厳しい暑さだったんです。金曜日も同じく太平洋高気圧の勢力が強いため、晴れて厳しい暑さが続くでしょう。土曜日になると台風6号は消滅し、高気圧の勢力も弱まっていきますが、北上してくる台風7号が非常に温かい空気を送り込んでくるため、気温の高い日が続きます」

3連休の予想最高気温を確認すると、静岡では連日猛暑日に。土曜に至っては37℃の予想です。

そして台風7号は静岡に向かい、15日火曜日にも県内に上陸するおそれがあります。

下田市の須崎漁港では、台風7号の接近を受けて漁船の陸揚げや港への係留が急ピッチで進められています。

<船の所有者の男性>
Q.1週間くらい陸揚げしておく?
「台風が来るかもしれないから。そのような感じだね、今のところ」

台風の接近を受けてJR東海は、8月13日から16日の一定期間に、東海道新幹線や東海道線などで計画運休や急な運転の見合わせが発生する可能性があると発表。

台風7号の動向によって、さらなる影響が出る恐れもあります。

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