【台湾】PC2社の売上高、7月はプラス転換[IT]

パソコンブランド世界大手である台湾の華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)の2023年7月の売上高は、前年同月比でそろって1桁増となった。ASUSは10カ月ぶり、エイサーは13カ月ぶりにそれぞれプラス転換した。

ASUSの売上高は前年同月比2.2%増の375億6,450万台湾元(約1,700億円)。前月比は21.9%減。1~7月の累計は前年同期比12.4%減の2,646億6,580万元だった。

エイサーの7月売上高は、前年同月比1.5%増の177億2,295万元。前月比は32.7%減。1~7月の累計では前年同期比23.6%減の1,284億1,442万元となった。7月と1~7月の売上高のうち、パソコンとモニター事業以外が29.0%を占めた。

子会社の7月売上高は、動力電池モジュール開発の聯永基(MPSエナジー)が前年同月の17.3倍。空気品質ソリューションの宏碁智新は22.5%増えた。

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