山形市長選、選挙戦へ 共産系団体、きょう11日擁立

山形市役所(資料写真)

 共産系の政治団体「明るい民主市政をつくる会」は10日、任期満了に伴う山形市長選(9月3日告示、同10日投開票)に独自候補を擁立することを明らかにした。市長選には現職の佐藤孝弘氏(47)=双葉町1丁目=が3選を目指して出馬することを既に表明しており、選挙戦となるのが確実な状況となった。

 「明るい会」は4年前の前回市長選でも候補者を擁立している。事務局長を務める阿曽隆山形市議(共産)は、山形新聞の取材に「11日に同会の総会を開いて候補者を正式に決める。福祉や子育て政策を充実させるためには、市政を転換する必要がある」と語った。

 10日に市役所で立候補予定者説明会が開かれ、佐藤氏と明るい会の2陣営が出席した。6月1日現在の有権者数は20万4002人(男9万6595人、女10万7407人)。

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