感謝込め、華やかにショー ハウステンボス歌劇団 創立10周年の記念公演 

ハウステンボス歌劇団の創立10周年を記念したステージ=佐世保市、ハウステンボス歌劇大劇場

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)の「ハウステンボス歌劇団」創立10周年を記念した公演が8日、ハウステンボス歌劇大劇場であり、全国から集まったファンに感謝の気持ちを込めて華やかなメモリアルショーを披露した。
 2013年7月に九州初の歌劇団として誕生し、県内外で人気を集めている。HTB開業30周年事業として今年3月にオープンした約千席を誇る新たな専用劇場で上演。全6チームのメンバー計約60人が集結し、新旧を織り交ぜた1日限定のスペシャルプログラムを届けた。
 幅広いジャンルの名曲に乗せて、優雅でダイナミック、ロマンチックなダンスと歌のステージを繰り広げ、夢や希望のメッセージを伝えた。会場には盛んな拍手が響き、メンバーは「10周年。感謝の気持ちでいっぱい。日本、世界中で愛してもらえるオンリーワンの舞台を届けたい。未来へと続く歌劇団を目指す」などと飛躍を誓った。
 佐世保市立三川内中1年の米里雛(ひいな)さん(12)は歌劇団の大ファン。「感動のショー。貴重な楽しいプログラムだった。私もダンスが好きで、表現力が勉強になった。歌劇団は目標です」と笑顔で語った。

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