ラツィオ、トッテナム退団有力なロリス獲得へ向け交渉中… 本人もCL参戦クラブのプロジェクトに納得か

[写真:Getty Images]

ラツィオがトッテナムの元フランス代表GKウーゴ・ロリス(36)の獲得に動いているようだ。フランス『RMC Sport』が報じている。

2012年夏からトッテナムに在籍し、守護神としてチームを支えてきたキャプテンのロリス。現行契約が2024年6月までとなっている中、ロリスは今夏のトッテナム退団希望を公言。すでにクラブはイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオをエンポリから獲得し、ロリスの退団に備えていた。

そんなロリスに対しては、フィオレンティーナやサウジアラビアのアル・ヒラルが獲得オファーを出していたものの、ロリス本人がこれを拒否していたとのこと。現在はラツィオが獲得に向け交渉を行っているようで、ロリスもこの話に興味を示しているという。

今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)にも出場するラツィオのプロジェクトにロリスは納得しているようで、イタリアの首都・ローマでの生活も移籍を後押しする要因となる模様。ラツィオはロリスの返答を待っている状況だという。

また、守護神のベルギー代表GKティボー・クルトワが左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負ったレアル・マドリーもロリスにオファーを提示したようだが、マドリーとしてはセビージャのモロッコ代表GKボノの方が、優先度が高いようだ。

昨シーズン、セリエAを2位でフィニッシュしたラツィオにはイタリア代表GKイバン・プロベデルが在籍。ロリスがラツィオへ移籍した場合は、セリエA屈指のGKとポジションを争うことになりそうだ。

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