国民の祝日「山の日」の11日、県内は快晴となり、日本百名山の一つ月山は登山者でにぎわった。
鶴岡市の月山8合目の駐車場は午前7時ごろに満車となり、午前中は車列が続いた。青空に太陽が輝き、鳥海山や庄内平野、日本海まで見通せた。登山者たちは名所の一つ弥陀ケ原（みだがはら）や山頂を目指した。
弥陀ケ原は広大な湿原に池塘（ちとう）が点在し、高山植物も多く、すがすがしい景色が広がる。駐車場から近いため気軽に散策できる。山の日に合わせて登山仲間2人と訪れた山形市江南2丁目、会社員菊地千春さん（44）は「涼しくてとても気持ち良く、心が癒やされた。天国のような別世界」と感動していた。
