新たな競技に挑戦、適正探る ドリームキッズのトライアウト

ボートの基本動作などを学んだ参加者=天童市スポーツセンター

 県スポーツタレント発掘事業「YAMAGATAドリームキッズ」の競技団体トライアウトが11日、天童市スポーツセンターで行われた。小学6年から中学3年の10~12期生約30人がさまざまな競技に挑戦し、新たな適正を探った。

 参加者はボクシングやホッケー、自転車など6競技のうち、事務局の推薦や本人の希望を考慮し、4競技に取り組んだ。ボートの体験ブースでは、実際に使うかじを手に動作体験をしたほか、自転車型のトレーニング器具を3分間こぎ、筋肉の瞬発力や心肺能力を測定した。昨年参加したトライアウトをきっかけに、ボクシングに取り組んでいる12期生の大宮士門さん(13)=山形三中1年=は「パンチの瞬発力が優れていると言われ、挑戦を始めた。いろいろな種目に取り組むと、新たな気づきにつながる」と話していた。

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