夜空と小矢部川、大輪で染め 富山新聞花火福岡町大会

夜空と小矢部川を彩った花火=12日午後8時25分、高岡市福岡町土屋の土屋親水公園(多重露光)

 富山新聞花火福岡町大会(富山新聞社主催)は12日、高岡市福岡町土屋の土屋親水公園で行われた。3~5号玉やスターマインが次々と打ち上がり、地域住民や旧盆をふるさとで過ごそうと帰省した出身者が、夜空と小矢部川を鮮やかに彩った光の大輪に歓声を上げた。

  ●フェスタ締めくくる

 地元の福岡中吹奏楽部とOB・OGの演奏に合わせ、3号玉「錦先緑(にしきさきみどり)」で幕を開けた。福岡町大会は公園から間近に花火を見られるのが特徴で、赤や緑など色とりどりの大輪が連続して咲くと、来場者から大きな拍手が沸き起こった。

 フィナーレではスターマイン「輝きあふれる夜」が打ち上げられ、黄金色の花火が夜空や小矢部川を染めた。

 福岡町大会は、リバーサイドフェスタ2023(富山新聞社などでつくる実行委員会主催)を締めくくるイベントとして行われた。

© 株式会社北國新聞社