●金沢学院大附属高、京都橘高吹奏楽部が迫力の演奏
●歩行者天国1.5㌔
金沢ゆめ街道2023(同実行委員会、北國新聞社主催)は12日、金沢市中心部で2日間の日程で開幕した。歩行者天国となった国道157号の約1.5キロ区間では金沢学院大附属高と京都橘高の吹奏楽部が共演し、県都の真ん中で美しく迫力満点の「美爆音(びばくおん)」を響かせた。石川ユナイテッドによる体験ブースやYOSAKOIソーランも繰り広げられ、真夏の城下町を熱気で満たした。
歩行者天国は午後4時から始まった。金沢エムザ前から北國新聞会館前までオープニングパレードが行われ、マーチングの強豪・京都橘高の98人が躍動感たっぷりの行進を披露した。
金沢学院大附属高は北國新聞会館前のステージに登場し、約80人が明るく軽快に昭和歌謡などを奏でた。
石川県内のトップスポーツチームでつくる石川ユナイテッドによるブースでは、子どもたちが的当てなどのミニゲームを通じ、野球やバドミントンの魅力に触れた。
北國新聞文化センターの特設コーナーも人気を集め、4カ所のステージゾーンにチアダンスやフラメンコ教室の受講生が出演した。県内の高校のバトントワリング部などが演技を繰り広げ、特別協賛のアサヒビールによるビアステーションもにぎわった。
同時開催の第22回YOSAKOIソーラン日本海百万石会場(同実行委、北國新聞社主催)では、県内外の29チームが熱気のこもった演舞を繰り広げた。
最終日の13日は北國新聞赤羽ホールを主会場に、第22回YOSAKOIソーラン日本海百万石会場のステージ演舞や予選通過チームによるファイナル演舞が行われる。