クジラ埋葬、後日掘り出し標本に

特区政府漁農自然護理署は8月9日、新界西貢の近海で8月31日に死んだクジラの埋葬が完了したと発表した。香港メディアによると、死骸は香港海洋公園の協力を得て解剖後に万宜貯水池の西側土手に適切に埋められた。当局の話では、埋葬後に地中で腐敗が進み骨だけになったところで掘り起こし、その骨格を動物保護や教育用途の標本にしたい考えだ。自然に腐敗するには時間を要するため、腐敗の進み具合や付近の環境の状況を引き続き監察するという。当局では関連作業に影響が出ないように現場には近づかないよう市民に呼び掛けている。

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