コロナ感染者、前週比0.99倍 5類後初の減少も横ばい

 厚生労働省は14日、全国約5千の定点医療機関から7月31日~8月6日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数は計7万7937人だったと発表した。前週比は0.99倍で、5月の5類移行後初の減少となったがほぼ横ばい。前週まで11週連続で増加していた。1医療機関当たり15.81人と4週連続で10人を超えた。

 厚労省によると、1医療機関当たりの感染者数は23都道県で増加。九州が多く、佐賀34.69人、長崎28.46人、宮崎25.84人だった。少ないのは秋田8.08人、群馬9.95人、北海道10.16人など。

 全国の新たな入院者数は1万1801人で前週比1.01倍だった。

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