中国の船主で構成する業界団体の中国船東協会によると、中国が保有する船舶は総トン数（ＧＴ）ベースでギリシャを超え、世界１位となった。協会は英国の調査会社大手クラークソンズ・リサーチのデータとして紹介した。
中国の現在の保有規模は２億4,920万ＧＴで、世界の15.9％を占めた。ギリシャは２億4,900万ＧＴ。日本は１億8,100万ＧＴで３位だった。保有船舶の価値は中国が1,800億米ドル（約26兆1,000億円）、ギリシャは1,630億米ドルだった。
ギリシャは2013年以降、世界１位を維持していた。中国は15年からばら積み船とコンテナ船を中心に保有規模が急拡大し、18年に日本を抜いた。
一方、載貨重量トン数（ＤＷＴ）ベースでは、ギリシャ（４億2,300万ＤＷＴ）が世界の18％を占めて依然首位。
