高梨選手「いいジャンプ見せる」 19日に蔵王大会、山形市長に意気込み語る

サマージャンプ山形蔵王大会への意気込みを語る高梨沙羅選手=山形市役所

 山形市で19日に開かれるノルディックスキーのサマージャンプ山形蔵王大会に出場する高梨沙羅選手(クラレ)が14日、同市役所を訪れて佐藤孝弘市長と懇談し、「いいジャンプを見せる」と本番に向けた意気込みを語った。

 母方の祖父母が本県出身の高梨選手は、「蔵王での試合は、いつもたくさんの人が応援してくれて力になっている」と話した。13日に本県入りし、上山市の蔵王坊平高原での合宿で、コンディションを整えており、「いいジャンプを見せられるよう頑張る」と力を込めた。佐藤市長は「古里に帰ってきたつもりで、リラックスして競技に臨んでほしい」と激励した。

 大会はアリオンテック蔵王シャンツェ(蔵王ジャンプ台)で開かれる。男子の成年と少年、女子の3カテゴリーに、高梨選手のほか北京冬季五輪金メダリストの小林陵侑選手(チームROY)など計約110人がエントリーしている。

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