ウェストハムが獲得を目指していたイングランド代表DFハリー・マグワイア(30)を諦めるようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
チームのキャプテンも務め、イングランド代表としても活躍していたマグワイア。一方で、近年はそのパフォーマンスが低下。信頼を失いかけており、序列が下がっている。
ファンからの信頼も失いつつあるマグワイアに対し、エリク・テン・ハグ監督は「チームにとって重要な存在」とコメント。一方で、キャプテンを剥奪し、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが今季から新たに務めることとなっていた。
そのマグワイアに対してウェストハムが関心を強め、9日には3000万ポンド(約55億5000万円)の移籍金でクラブ間合意に至ったとされていた。
選手との合意が必要なウェストハムだったが、どうやらマグワイアが反応を示してこないとのこと。移籍の意欲があったと見られていたが、契約を結ぶタイミングが決まっていないという。
また、ユナイテッドでのキャリアを終えることになるため、マグワイアは700万ポンド(約13億円)を要求しているとのこと。これが停滞している要因と考えられ、CBを補強したいウェストハムは代替案を検討し始めているとのこと。デイビッド・モイーズ監督も、違う選手の獲得に切り替える可能性を検討しており、マグワイアはしっかりとした決断を示す必要がありそうだ。
