東大生、地域活性化策 現地で学ぶ 黒部・東布施、流しそうめんで住民と交流

そうめんやブドウを台に流す学生ら=東布施公民館

 東京大の学生が地域活性化策を考える「フィールドスタディ型政策協働プログラム」の現地活動が、富山県黒部市東布施地区で行われている。15日は流しそうめんを住民と味わい、交流を通して地域への理解を深めた。

 政策協働プログラムは同大と県、黒部市が協力して実施。学生と大学院生の5人が東布施地区を訪れ、活性化に向けたアクションプランを考える。

 今回は現地活動の初回。14~16日の日程でゲストハウスに滞在し、地区について学ぶ。この日は東布施公民館で、竹でそうめんを流す台を作った。完成した台に学生がそうめんやブドウを流し、地元の子どもたちと一緒に味わった。

 最終日の16日は座談会を行う。その後、活性化に向けた具体的な活動に取り組み、来年2~3月に成果報告会を開く。

© 株式会社北日本新聞社