【ミャンマー】ミャンマー、26年のASEAN議長を辞退[政治]

ミャンマー軍政が2026年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国を辞退する方針を示していることが分かった。タイの公共放送局タイPBSの英語版タイPBSワールドが15日伝えた。

ASEAN議長国は、26年がフィリピン、27年がミャンマーになる予定だ。24年はラオス、25年はマレーシアがそれぞれ議長国を務める。

タイPBSワールドは記事で、ミャンマーが現時点で26年の議長国を辞退したことは、国軍が国内問題の解決に時間がかかるとみている証拠だと報じた。

国軍は7月31日、クーデターに伴う全権掌握の根拠とする非常事態宣言を8月から6カ月間延長すると発表した。これに伴い、予定されていた総選挙は延期となっている。

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